『見直した』
絢香のおじいちゃんが、このうたを聴いて、
「軽い感じで、良い。」
と言ったそうで
まさにその言葉に象徴される、絶妙な清々しさが心地よい。
雰囲気はやたらと重々しく、スケールだけはデカい。それでいて、肝心のメッセージは薄っぺら。
そんな自分のなかで彼女のイメージを持って聴いたら、
「なんだ、彼女はこんなアプローチで良かったんじゃないっ」といった感慨が溢れ、
肩の力の抜けたラフな雰囲気は好印象です。
彼女のボーカルも柔かで優しげ。
ガナリたてなければ、こんなにも美しいんじゃん。って感じです。
少し見直しました♪
難しい言葉を使わない(使えない。。?)彼女のライティングセンスも楽曲のシンプルさにぴったりフィットしてる印象。
♪no more cry?もう泣かないよ?的な、なんとも言えない聴き心地の悪さもなく、絢香苦手気味なひとにもっ。な仕上がり!
まぁ、この邦楽界のなかで
べた褒めする程の力作ではないかも知れないケド、「見直した」というセンセーションだけは確かなモノ。
ただやっと良質な作品をつくりだせたというのに、
発売を控えてるアルバムの売り方があれぢゃぁ。。
まわりに「売り物」にされてしまってる「声」じゃ、感動も薄まらざるをえないというもの。。
立ち位置が残念な、日本のシンガーのひとりです。。。。